TPO STORES INTERVIEW
Panacee / 恵比寿
PEERLESS
空間が引き立てる贅沢なひと時。 最高のお酒とともに。
―タカギプランニングオフィスとの出会い
最初に新宿でバーを始めた際の常連の1人が、若かりしころの髙木(タカギプランニングオフィス代表)だったそう。
そこから髙木とは20年来の付き合いで、タカギプランニングオフィスの20周年記念パーティーでは、屋外スペースに出張出店してもらったことも。
元々知った仲ではありましたが、今回の店舗移転は偶然の賜で、店主 羽崎さんがもう少し広い所で出店できないかと思っていた矢先に通りかかったPEERLESS(ピアレス)の工事看板に、タカギプランニングオフィスの名前を見つけたことからご縁が繋がりました。
―立地へのこだわり
羽崎さんが求めていたのは一般的な“恵比寿”のイメージ”ではなく、「いつまでも落ち着ける」というバーのコンセプトと合った”落ち着いたエリア”にある1階路面店。
PEERLESSは恵比寿駅西口から目黒通へ続く新茶屋坂通り沿い。
駅徒歩10分というほど良い距離感と駅前の喧騒からちょうど抜けた立地が見事マッチし、更に通り沿いという車の拾い易さが申込みの決定打となったそうです。
―内装について
店内に入ってまず目に入るのはリキュールやブランデー等お酒が綺麗に並べられたバーカウンター。
至高の一杯と名高い、Panacce自慢の彩り豊かなフルーツカクテルが美しいグラスに注がれます。
デコラティブなインテリアは使わず、「シンプルで清潔感のある空間」を意識したという羽崎さん。
PEERLESS自体がコンクリート打ち放しと道路に対して一面の窓というシンプルな空間だったため、活かせる部分はそのままに空間造りをしたそうです。
お客様からは、「建物がかっこいい」「空間の抜け感が良い」「天井が高く気持ちが良い」と好評とのことで、建物のデザインも寛ぎの提供に一役買っている様子に嬉しくなりました。
また、内装へのこだわりはデザインに留まらず“換気設計”にも。
葉巻の煙が籠らないことに気を遣ったそうで、お客様がお酒や葉巻を味わう時間を大切にした羽崎さんの思いが伺えます。
にこやかに会話をしながら、自然な所作で差し出される高級酒に憩いの非日常。
バーの洗練された空気感と羽崎さんの柔らかな人柄に包まれた空間でした。
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店主 羽崎修平氏 プロフィール
茨城県出身。
都内某店で修業後独立。2000年にPanaceeを開業し現在に至る。
趣味はキックボクシング。
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