イサム・ノグチのAKARIと暮らす賃貸
8月まで上野の東京都美術館で開催されていた、「イサム・ノグチ 発見の道」へ行ってきました。
イサム・ノグチは日本人の父とアメリカ人の母を持つ彫刻家で、建築家の丹下健三などとも関わりが深いことから、建築が好きな方ならご存知の方も多いと思います。
イサム・ノグチの展覧会は過去に何度も開催されていますが、今回はインスタ映えするような展示空間だったためか、写真を撮っている若いカップルの方が沢山いました。
賛否両論あるかもしれませんが、一般の人にも広く興味を持って貰える点では良い展示だと思いました。
1Fにはイサム・ノグチの代表作であるAKARIのインスタレーションがありました。
大小様々な大きさの照明がぶら下がっている空間は圧巻でした。
2Fは彫刻の展示になっていて、数が多くて見ごたえがありました。
リスのお茶目な彫刻もありました。建築部材としてもよく使用される、腐食に強い溶融亜鉛メッキの鉄板を使用して制作されていました。
3Fは石彫の展示でしたが、残念ながら撮影NG。
石彫の作品はとても重厚感があり、香川県高松市のイサム・ノグチ庭園美術館に所蔵されている作品も数多くありました。
実はTPO物件の中には、イサム・ノグチのAKARIを照明として採用している物件があります。
学芸大学駅にあるtorre 100号室で、ロフト付きのメゾネットのお部屋です。
2Fのメインの照明としてAKARIがぶら下がっています。木造の雰囲気とよく合い、柔らかい光でお部屋を照らしています。
建築家の設計した賃貸でイサム・ノグチのAKARIを眺めながら生活する。ちょっと贅沢な気持ちになれると思います。
by hachiga