高知旅のススメ
少し前に3連休を取り、高知に旅行してきました。
勝手に高知親善大使として、おすすめをご紹介します。
魚好きの友人と、「鰹の藁焼き食べたくない?」という話から計画されたこの旅行。
旅先では食と自然を満喫したい派の私達は、
“最後の清流”と言われる四万十川...
ではなく、それを上回る綺麗さと噂の仁淀川に向かいました。
ペーパードライバーの私たちは、まず2両の電車で佐川駅へ行き
その後バスで1時間ほど揺られ、中津渓谷へ向かいました。
こちらがその渓谷です。
「川って青いんだっけ...?」という友人の迷言を引き出すほどの青さ、、
これが噂の“仁淀ブルー”です。
この中津渓谷は1時間ほどで散策でき、
上流では迫力ある「雨竜の滝」を眺めることもできます。
渓谷から少し離れたところで発見した、野生のサボテン群
仁淀川は四万十川よりも高知市内に近く、
日帰りでも十分楽しむことができますよ。
長く滞在できない人にもお勧めのエリアです。
翌日は気になっていた『高知県立牧野植物園』へ。
“日本の植物分類学の父”と呼ばれる牧野富太郎博士の業績を称えるため
牧野さんの亡くなった翌年の1958(昭和33)年に
高知市の五台山に開園されました。
山の上の起伏を活かした園は、約8haあるそう、、!
植物園のほか、『牧野富太郎記念館』や、
さまざまな種類の植物でいっぱいの温室もあります。
温室の入り口。入ってすぐに「うわぁ~...」と思わず声が漏れてしまいます。
魅せ方が上手!!
1999年に新設された『牧野富太郎記念館』は内藤廣さんの設計。
木の良い香りに包まれながら、
牧野さんの功績、個性あふれる人生を知ることができます。
中庭には美術家・田窪恭治さんの水盤がとても素敵だったのですが、
堪能しすぎて写真を撮り忘れてしまいました。。
公式サイトで紹介されているので、こちらでぜひご確認下さい。
個人的には、整備中だった『ふむふむ広場』という広場が気になりました。
どうやら実際に植物を見て触って
楽しむことができる場所になるようです。
1日中いられるくらいのボリュームで、
絶対また来る!と決意を固めました。
ちなみに牧野さんは佐川町の出身。
酒造『司牡丹』で有名なエリアです。
私の祖父母も佐川で生活していたので、
ゆかりのある私はなんだか誇らしい気持ちになりました。
別日には、建築素人のご夫婦が手造りしたことで有名な
『沢田マンション』にも行ったり、
建築鑑賞も楽しんだ旅になりました。
噂の沢田マンション。入居者さんのプライバシーに配慮して
遠目から撮影させていただきました。
2泊3日ではとても周りきれない高知。
夏休みの旅先にいかがでしょうか。
有名な鰹をはじめとした新鮮な魚介類のほか 、
米と日本酒はもちろん、
野菜もお肉も卵も柑橘類も、とーーってもおいしいですよ!
念願の旅の目的、鰹!!!
お盆の時期によさこい祭りを見に行くのもいいですね!
(その場合はホテルを取るのがとても大変らしいので、
ご注意ください!)
来年は四万十川か、四国カルストに行きたいなと思っています。
by kato