土間の床をフローリングに
- 建物
昨日空きが出たばかりの目黒駅のrainbow bldg. 101ですが、
前入居者の方が床をとてもおしゃれにアレンジしていたのでご紹介します。
rainbow bldg. 101は不要な設備や収納を排除して、
入居者の方が自分自身で最適解を見つけられるようにした、
最低限の水回りだけを残したメゾネットタイプのお部屋です。
玄関を開けた先の一階の床は土間、
階段を降りた先の地下一階の床も土間…、
と思いきや、地下一階がフローリングになっています。
実は元々土間の仕上げだった床に、
前入居者の方が防湿シートを敷き、
その上にフローリングをはめ込んで使用していたものなんです。
しかもこのフローリング、
よくある横長の材を並べただけのデザインではなく、
パーケットフローリングと呼ばれる寄せ木のデザインになっています。
正方形の板の中に、いくつものパーツが寄せ木貼りされていて、
その正方形が複数枚合わさることで、大きな「X」、小さな「X」、大きな正方形など、様々なパターンが浮かび上がってきます。
フランスのヴェルサイユ宮殿の床でも使用されている手法のようで、パーツと組み合わせの違いで色々な表情を見せるそうです。
床と壁の取り合いもこの通り。巾木などがなくても綺麗に収まっています。
ただし、賃貸物件は勝手な造作NGが大原則。
直接土間の床にフローリングを接着してしまったり、
土間とフローリングの間が湿気でカビてしまわないよう、
施工方法には十分ご注意ください。
(事前に管理会社に相談しましょう。)
ちなみにrainbow bldg. 101と同じように床が土間になっているお部屋は、
Deux Cubes 105(三軒茶屋駅 徒歩10分)
argo egota 102(沼袋駅 徒歩12分)
などがあります。
また、もっと手軽に模様替えを楽しみたいという方には、
タイル状のものを床に置くだけの商品もありますので、
以前のブログ記事ですが、こちらも是非ご覧下さい。
by hachiga